子どものアトピー性皮膚炎は7歳までに治る?

小児アトピー性皮膚炎は治るものか? 子どもの病気

我が娘は7歳でアトピー性皮膚炎が完治しました

1歳代に軽度のアトピー性皮膚炎と診断された我が娘。
月一で皮膚科に通い保湿保湿とにかく保湿+荒れた部分にはステロイド軟こうを塗る。

これを6年以上続けた結果、、7歳の現在ステロイドが一切必要なくなりました。
(肌荒れが起こるのはひじの内側・ひざの裏側・脚のつけ根。赤くなってかゆみが出る症状でした 皮膚が重なる部分が荒れやすいようですね)

アトピー性皮膚炎の完治って判断がなかなか難しいと思うのですが・・ステロイド薬の登場が週1で済むようになった頃(娘5歳時)
「ここまで症状が軽ければもう治ったと言っていいでしょう」
と通っていた小児科の先生は判断されていました。

ただ毎日の保湿と週1のステロイドはまだ続いていたので・・感覚としては”完治”ではないよな~
と思ったものです。

「小児アトピー性皮膚炎は7歳頃までにほとんどが治る」という情報を見かけてそれ以降も半信半疑の中、お風呂上がりの全身保湿&週一ステロイドを続けました。

7歳になって数か月が過ぎた頃ふと気づく、、ここ数週間肌荒れが起こらずにステロイドを一度も使っていないな、と。
その状態で半年近く過ぎ乾燥する季節に突入してしばらくたつ現在もステロイドいらず。

ステロイドを使わなくて済むようになり保湿も市販のものに切り替えて(肌が強いわけではないのでお風呂上がりの全身保湿は続けています)月一の病院通いから解放された・・!

ここ数か月でやっと「これは完治だ」とようやく感じることができました。

アトピー性皮膚炎完治に向けて行ったこと

小児アトピー性皮膚炎完治に向けて行ったこと・ポイントをまとめてみます。
①保湿が大切
②ステロイド軟膏はピンポイントで厚めに塗る
③肌を洗う洗剤も優しいものにする&洗い方も注意
頑張りすぎず継続!

そんなところでしょうか。細かく解説します。

①保湿が大切

先ほども記載しましたがアトピー性皮膚炎にはとにかく保湿が大切です。
症状が一番ひどかった1・2歳頃は1日3回全身に保湿剤を塗っていました。
保湿剤はヘパリンとワセリンを混ぜたものを処方されていたので季節問わず1日3回欠かさず塗りました。
今思い出してもこの時が一番大変でしたね・・

その頃診てもらっていた先生によると
「シャワーで汗を流して水分を肌に与えてから保湿を塗るのがベスト」だそうで・・
それを1日3回が一番望ましいそうですが私はそこまでできなかったよー

シャワー1日3回はいろいろ無理だったので保湿剤塗布だけでもなんとか必死に3回塗りました。
おむつ替えのタイミングで塗ったもんです。

その後引っ越して新しくかかった先生は「1日1回夜だけでも大丈夫ですよ」と。
その先生はヘパリンも季節に合わせた形状のもの、夏はほぼ水分のようなスプレータイプで冬は保湿力の高いクリームタイプを出してくれました。

保湿を塗る回数を減らしても形状が変わっても、確かに症状は変化がなかったので(我が子のアトピーの症状が軽くなっていたからってものあるのかもしれないけど)負担が一気に減りましたね。

どの先生もおっしゃっていたのはお風呂上りの保湿剤塗布がとても大切!ってことでした。

②ステロイド軟膏(ロコイド)はピンポイントで厚めに塗る

ヘパリンと一緒に処方されていたステロイド剤は我が家の場合「ロコイド」でした。
最初の頃うすーく塗ったらあまり効果が感じられずそれを伝えたところ
「ティッシュをがくっつくくらい多めに塗ってください」
とのこと。
「ただし塗るのは荒れているところのみにピンポイントで!」
ってことで厚めに塗るようにしたところ次の日には荒れが落ち着くようになりました。

ロコイドは子どもがうっかり舐めてしまっても問題ない強さのステロイド軟膏。
塗り方も重要なんですね。

③肌を洗う洗剤も優しいものにする&洗い方も注意

アトピー症状が出る肌は乾燥しやすかったり敏感気味な肌質です。
洗うものも肌に負担のないものを選びましょう。

我が家では固形石鹸をずっと使っていました。
「シャボン玉石鹸」または「牛乳石鹸」。
牛乳石鹸は保湿力が高い赤い方がおすすめです。

洗い方もポイントがあって、よく泡立ててから洗いしっかり流す!ことが大切です。
肌が荒れやすい場所って洗い残し&流し残ししやすい場所だったりするのでそこは特に気に掛けて洗い流ししましょう。

あまり長時間洗剤を肌につけるのも負担がかかってしまうので、ささっと且つ荒れる部分は丁寧に!行うのがポイントですね。

我が家は固形石鹸だったけどフワフワの泡で出てくる肌に優しいボディーソープも便利ですね。

④頑張り過ぎず継続!

アトピー性皮膚炎は長期に渡っての対処が必要になります。
根気が必要になります・・無理のない範囲で継続しましょう。

「今日はマジで塗れないよごめん・・」
何年もやっていればそんな日もある・・!
そんな日は荒れやすい部分だけでも保湿を塗る、次の日からはまた再開する・・
そうやって続けていくことが大切かなって思いました。

皆様の役に立ちますようお役に立てれば幸いです。

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